北海道縦断8日目
北海道縦断8日目。
昨日ついに稚内まで到着した。
今日は所謂ボーナスステージ、今までの縦断のご褒美的な日だ。
礼文島を周遊して礼文岳登ったり高山植物を楽しんでスコトン岬を巡ったりウニ丼食べたりといっぱい楽しみたいという日。
そのはずだった。
朝起きてまずは朝食。
ドーミーイン稚内では朝食はバイキング形式で、なんとイクラがバイキングに並んでいる。
これは朝からイクラ丼をガッツリ食べるしか無い!
ただ、礼文島に行くにはどうしても朝食は30分以内に食べなくては行けなくて、結局2杯だけ食べて終了。。
それでもお腹いっぱいには食べられたので、礼文島に向けてまずはフェリー乗り場に向かう。
外に出ると、残念なことに雨。
ただ、このままホテルで一日過ごすには惜しい。
レインウェアは持ってきてるので果敢に攻めようと。
そして、フェリー乗り場に到着、チケット購入+自転車の輸送料を支払い乗船。
行きはさらに一等室にしました。
お陰でゆっくりとくつろげました。
車と同じところに自転車もワイヤーで固定する形での駐車だったので島に到着前に駐車場に向かいます。
島に到着し、車より少し早めに下ろしてもらえました。
礼文島でも残念ながら雨は続いていて、もう意を決して走り出します。
とりあえずの目的地はスコトン岬です。
雨は降りつつも、走ることは十分出来る、ブレーキだけがコルクのもののため心配でした。
とりあえずゆっくり着実に走ります。
走ってくと礼文岳の登山口を発見、どうやらここから登るらしい。
ただ、まだここでは登らず、まずはスコトン岬へ向かいます。
うーん、雨。。
でも想像以上に景色は綺麗な感じです。
途中幾つか登り下りがあったり、沼があったりと景色を堪能しました。
天気こそ悪いけど、きっと晴れたら最高なんだろうなと脳内補完しながら走ります。
そしてノシャップ岬手前に至ります、先に着いていたライダーの人とちょうどすれ違う感じでした。
そのすれ違った後、ものすごい横風が来てまず走れる感じじゃない状況じゃなくなりました。。
目と鼻の先にはノシャップ岬は見えるんですが、自転車から降りて歩いて向かうことに。。
衝撃的だったのが、自転車持ちながらでも歩くのがやっと。そして自転車も手で抑えてるから吹っ飛ばない状況で、手を離せば確実に海までふっ飛ばされそうな状態でした。
ここまで来て岬で写真を取らないのも勿体無いので、ノシャップ岬まで死ぬ気で歩く。
そしてついに到着・・!
ぶっちゃけこの写真もっと後ろから撮りたかったりしました。
本当に風強いのですこしてを離してすぐさまシャッターを切るようなかんじでした。
そんなこんなでノシャップ岬は達成。
ノシャップ岬近くの売店とかで補給しようかなぁとも思ったのですが、自転車止める場所が皆無だったので諦めて来た道をもどり始めます。
帰りも変わらず風が強く、風よけがあるところまではずっと徒歩で。。
しばらく歩き、風が収まった場所から走り出す。
途中にあった礼文岳の登山口もスルーし、さっさと撤退する事にした。
帰りは特にどこも止まらずにフェリー乗り場付近まで戻った。
時刻は12時手前、少し早いがお昼にしようと手頃なお店に入るが、満席&予約オンリー・・
そしてその後も数件回ったが残念ながらどこも満席で駄目という結果に。
完敗です。。
唯一良かったのが帰りのフェリーが12:25にあったためそんなに待たずに乗船できた。
フェリーで稚内に戻ったあとも天気は雨模様は変わらず、礼文島食べられなかったお昼を稚内で頂きます。
安定のウニ丼、やはりどこの店も美味しい。そしてお味噌汁も美味い。
他にやることも特に無いため、15時頃宿に戻る。
そして、冷えた体を屋上の展望風呂で温め、夕方頃に夕食を済ませに。
また宿正面のお寿司屋さんへ。
そして頼んだのがこちら。
メニューの中の松竹梅のうちの竹です。
ただ、このお店なぜか竹が一番お高い。梅→松→竹の順に高いという不思議なシステムでした。
ネタはどれも新鮮でした。この後ウニ丼も頼んで本日の夕食を終えます。
宿に戻って今日一日を振り返りますが、礼文島での惨敗は心残り過ぎる。。
もしまた稚内に寄るときがあれば天気の良い礼文島を堪能したいと思います。
明日、ついに最終日。
旅の最後の目的地は宗谷岬、日本最北端を目指します。