北海道縦断6日目
北海道に来て6日が経った。
最初は函館から稚内まで、途中挫折もあるかなと思っていたが案外トラブルも少なくここまで進んでこれた。
そして、今日はここ留萌から初山別村までだ。
そんなに距離も長くないので、まずはアップ次いでに坂を登る。
目的地手前は結構斜度がキツかった、まぁ長い登りでは無いので朝の運動にはちょうど良かったか。
こちらが千望台というところ、留萌の街が一望できる。
朝の散歩だろうか、千望台には先客のおじさんが居た。
話を聞くと空気が澄んでいれば利尻島もここから見れるとのことだ。
残念ながらこの日はそこまで澄んでなかったらしく利尻島はここからは見ることができなかった。
さて、留萌を後にして走り出す。
そしてこの旅でずっと走ってみたかったオロロンラインに突入する。
オロロンラインとは、稚内までの西岸をずっと走れる一本道で、距離としても200km以上はあり、走り甲斐がある場所だ。
いざ突入。
中々良い景色だ、新潟と山形の間の笹川流れを思い出すような感じの道。
ただ笹川流れと違って、オロロンラインは終始トンネルもない。
すれ違うバイクツーリングの人や、同じくチャリダーな人はすれ違うときにハンドサインで挨拶を交わす。
ここまでも多少はそういう挨拶はあったが、オロロンラインは殆どの人としている感じだ。
要所要所に道の駅があり、その都度休憩を挟んだ。
苫前温泉ふわっとは、当初ここで宿を取ろうかと思っていたが、残念ながら満室で駄目だったところ。
せっかくなのでここで軽く汗を流すため温泉に浸かった。
その後、近場のココ・カピウというお店でお昼を食べることに。
ドンッ!
ウニ丼のご登場、このお店ではムラサキウニとバフンウニの二色丼も味わえるとのことだったが、この日はバフンウニが品切れだったため、ムラサキウニ丼を注文した。
以前大学生の頃に札幌観光しに行った際にウニ丼を食べたが、北海道のウニ丼は本当に格別の味だった。
そして、この場所で食べたウニ丼も半端じゃない旨さだった。
また、お味噌汁も海鮮の出汁が効いてて本当に美味しい。
しかもこれは利尻島産ではなくこの苫前で採れたものだという。
利尻島では一体どれだけ美味しいウニ丼が食べられるのだろうか、楽しみが一つ増えた。
その後、オロロンラインをひたすら走っていく。
兎に角移りゆく景色全てが絵になる。
そして、あっという間に初山別村に到着してしまった。
そして、この日は走っていくうちに雲一つない空模様になっていた、夜は最高の星空が期待できる!
この天文台からすぐのところ、今日の宿「しょさんべつ温泉岬の湯」に到着。
到着後、温泉に浸かった後夕食を堪能。
なんというかボリュームがすごい、揚げ物に刺し身に煮凝りと、帆立の方はバター焼きだ。
夕食を平らげて、時間は19時を回った辺り。
まだ日が落ちきって無いので1時間程部屋で休んだ後、天文台近くの広い草原に向かった。
残念ながら、星空を撮るような技量が無いので写真に収められなかったが、正に満点の星空。
月が若干邪魔はしているものの、天の川まで見ることが出来た。
さらに流れ星も3つも見ることが出来て大満足。
そして、ある程度堪能した後に宿に戻り、就寝。
次回、稚内をいよいよ目指します。