ホノルルセンチュリーライド2017 出発
ホノルルセンチュリーライド2017に参加するべく日本を発ちます。
現地日時の9/24にホノルルセンチュリーライドがあり、9/22(金)に出発としました。
輪行については、前回準備していたオーストリッチのOS-500に詰めて行きます。
プチプチをホームセンターで購入し、フレーム全体を覆うようにしました。
北海道のときよりも慎重です。
また今回自分は両親と一緒にハワイへ行きます。
両親の還暦祝いも兼ねての旅行です。
成田空港に着くと参加者と思しき人が多数。
自分も自転車を早々に預けるべく荷物預かりの受付へ。
普段の荷物と違い、輪行袋はカウンターから少し離れた所でチェックをするとのこと。
行った先には輪行箱がずらっと並んでます。
その先に輪行袋も通るサイズの手荷物検査の時に通す機械がありました。
とりあえずそれを通すのを見守るだけで、後は検査OKとのこと。
そして出国。
機内で既に臨戦態勢(サイクルジャージ装備)の人まで居ました。
確かに到着後空港から走るならそうなのかもなと。
ハワイに到着し、荷物を受け取ります。
輪行袋はスーツケースと違い、レーンからは流れないでレーンの脇のところにずらっと並んでおいてありました。
その中から預けた際に貰ってた自分のタグと同じものを探して持っていきます。
ホテルに着きますが、まだ時間は朝10時。
チェックインは16時とのことでした。
チェックインして部屋で組み立てる予定でしたが、とりあえずホテルに荷物預けは出来るので輪行袋から自転車を出し、組み立てて袋やスーツケースなどは預けます。
また、両親とも一旦ここで別行動。
自分はゼッケンを受け取るべく会場に向かいます。
特に海外輪行は自転車の破損が怖かったですが、全然問題ありませんでした。
走り出すんですが、ガーミンで道を確認しながら行こうとしてたのですが全然地図情報が出てこず。。
とりあえずスマホでgoogleマップを見て確認しながら向かいます。
カラカウア通りってワイキキビーチの近くの大通りです。
しっかり自転車専用レーンがあるのがすごい。
そしてあっという間に到着。
ちゃんとサイクルスタンドも完備されてました。
受付も済ませてまたホテルに戻ります。
先程のカラカウア通りは一方通行で、自転車も逆走は出来ないため別の運河の隣を走る感じで帰ります。
何車線もあるため、左折しようにも2段階で行かないと行けなかったり、遠回りを強いられました。
とりあえずホテルまで無事帰還。
今日と明日は還暦祝いするべく別の予定がありますが、2日後いよいよ走り出します。
北海道縦断最終日
今日はついに北海道縦断最終日。
北海道縦断で旅の〆で行く場所といえば、宗谷岬しかありません。
朝食はイクラ丼を昨日同様頂き、朝の露天風呂に浸かってから出発準備を始めます。
前日のうちにわかってましたが、今日も天気は雨。
また輪行袋が割と大きいため走って運ぶにはちょっと面倒。
タクシーを呼んで稚内空港まで輪行袋&自転車を積んで向かう事に決めてました。
ホテルを出たら既にタクシーの人が待ってました。
全後輪のホイールを外せば余裕で後部座席に入り、ホイールと輪行袋はトランクに余裕で入りました。
30分程で稚内空港に到着、ホイールを付けて輪行袋は空港内のコインロッカーに預け、ついでに不要な着替えやら預けます。
ちなみに空港にはサイクルスタンドを完備、こんな空港があるなんてすごい。
今日も雨なため、レインウェアを着て走ります。
そんなこんなで出発。
海岸線をずっと走って行きます。
道はアップダウンも無く、とても走りやすい。
また、車もそんなに多く走ってないのも良い。
宗谷岬に近づくにつれ、風が強くなってきました。
また海の景色も変わってきます。
珍しい感じの遠浅の海岸、波が立ってないのできっと晴れてれば良い感じの景色なのだろう。
こんな道が宗谷岬までずっと続き、ついに到着。
宗谷岬の写真スポットは有り難い事に列をなして写真取ってる感じ、何が有り難いかと言うと列作ってる前後辺りで写真を撮ってもらったりというのを頼みやすい事。
撮っていただき、こちらも写真を撮り返します。
自分と違って一眼レフだった。
使い方良く分からず、とりあえず言われるままにレンズの所回して拡大縮小した感じに何パターンか撮りました。(なんだろう、ちょっと欲しくなる。)
目的は達成できたので、名残惜しいが空港に戻ります。
道は同じ道しか特にない感じ。
そして到着。
輪行袋に自転車を詰めていきます。
準備も終わり、お昼を頂きます。
空港内のレストランにて。
そういえばラーメンはこの旅で初めて、帆立の甘みと塩加減が良い。あっという間に完食。
時間はあっという間に過ぎ、飛行機に乗り込んで羽田に戻りました。
分かってはいたけれど、都内はやはり暑い。。
そして家に到着。
実に8日離れていた自宅だが、帰ってくると落ち着きます。
次はどこへ行こう。
まだ季節は夏真っ盛り、また涼しい場所を走りたいと思う。
北海道縦断8日目
北海道縦断8日目。
昨日ついに稚内まで到着した。
今日は所謂ボーナスステージ、今までの縦断のご褒美的な日だ。
礼文島を周遊して礼文岳登ったり高山植物を楽しんでスコトン岬を巡ったりウニ丼食べたりといっぱい楽しみたいという日。
そのはずだった。
朝起きてまずは朝食。
ドーミーイン稚内では朝食はバイキング形式で、なんとイクラがバイキングに並んでいる。
これは朝からイクラ丼をガッツリ食べるしか無い!
ただ、礼文島に行くにはどうしても朝食は30分以内に食べなくては行けなくて、結局2杯だけ食べて終了。。
それでもお腹いっぱいには食べられたので、礼文島に向けてまずはフェリー乗り場に向かう。
外に出ると、残念なことに雨。
ただ、このままホテルで一日過ごすには惜しい。
レインウェアは持ってきてるので果敢に攻めようと。
そして、フェリー乗り場に到着、チケット購入+自転車の輸送料を支払い乗船。
行きはさらに一等室にしました。
お陰でゆっくりとくつろげました。
車と同じところに自転車もワイヤーで固定する形での駐車だったので島に到着前に駐車場に向かいます。
島に到着し、車より少し早めに下ろしてもらえました。
礼文島でも残念ながら雨は続いていて、もう意を決して走り出します。
とりあえずの目的地はスコトン岬です。
雨は降りつつも、走ることは十分出来る、ブレーキだけがコルクのもののため心配でした。
とりあえずゆっくり着実に走ります。
走ってくと礼文岳の登山口を発見、どうやらここから登るらしい。
ただ、まだここでは登らず、まずはスコトン岬へ向かいます。
うーん、雨。。
でも想像以上に景色は綺麗な感じです。
途中幾つか登り下りがあったり、沼があったりと景色を堪能しました。
天気こそ悪いけど、きっと晴れたら最高なんだろうなと脳内補完しながら走ります。
そしてノシャップ岬手前に至ります、先に着いていたライダーの人とちょうどすれ違う感じでした。
そのすれ違った後、ものすごい横風が来てまず走れる感じじゃない状況じゃなくなりました。。
目と鼻の先にはノシャップ岬は見えるんですが、自転車から降りて歩いて向かうことに。。
衝撃的だったのが、自転車持ちながらでも歩くのがやっと。そして自転車も手で抑えてるから吹っ飛ばない状況で、手を離せば確実に海までふっ飛ばされそうな状態でした。
ここまで来て岬で写真を取らないのも勿体無いので、ノシャップ岬まで死ぬ気で歩く。
そしてついに到着・・!
ぶっちゃけこの写真もっと後ろから撮りたかったりしました。
本当に風強いのですこしてを離してすぐさまシャッターを切るようなかんじでした。
そんなこんなでノシャップ岬は達成。
ノシャップ岬近くの売店とかで補給しようかなぁとも思ったのですが、自転車止める場所が皆無だったので諦めて来た道をもどり始めます。
帰りも変わらず風が強く、風よけがあるところまではずっと徒歩で。。
しばらく歩き、風が収まった場所から走り出す。
途中にあった礼文岳の登山口もスルーし、さっさと撤退する事にした。
帰りは特にどこも止まらずにフェリー乗り場付近まで戻った。
時刻は12時手前、少し早いがお昼にしようと手頃なお店に入るが、満席&予約オンリー・・
そしてその後も数件回ったが残念ながらどこも満席で駄目という結果に。
完敗です。。
唯一良かったのが帰りのフェリーが12:25にあったためそんなに待たずに乗船できた。
フェリーで稚内に戻ったあとも天気は雨模様は変わらず、礼文島食べられなかったお昼を稚内で頂きます。
安定のウニ丼、やはりどこの店も美味しい。そしてお味噌汁も美味い。
他にやることも特に無いため、15時頃宿に戻る。
そして、冷えた体を屋上の展望風呂で温め、夕方頃に夕食を済ませに。
また宿正面のお寿司屋さんへ。
そして頼んだのがこちら。
メニューの中の松竹梅のうちの竹です。
ただ、このお店なぜか竹が一番お高い。梅→松→竹の順に高いという不思議なシステムでした。
ネタはどれも新鮮でした。この後ウニ丼も頼んで本日の夕食を終えます。
宿に戻って今日一日を振り返りますが、礼文島での惨敗は心残り過ぎる。。
もしまた稚内に寄るときがあれば天気の良い礼文島を堪能したいと思います。
明日、ついに最終日。
旅の最後の目的地は宗谷岬、日本最北端を目指します。
北海道縦断7日目
終始オロロンラインを走ります。
まずは朝食、朝もしっかりご飯が出る。
しょさんべつ温泉を後にし、走り始めます。
北海道といえば、牛乳ということで乳牛が現れました。
この先も何度か牧場っぽいところが続きながら、道の駅「富士見」に到着。
がぶ飲みを飲みながら歩いてると、ふくらはぎにチクッと痛みが走る。
見るとアブが刺してるじゃないか・・
そして追い払ってまたあるき出すとまた刺される。
蚊ならともかくアブだと血が流れるわ後で長く腫れるわ散々な目にあった。。
とりあえず、長居しても良いことはなさそうなので走り出す。
そして、次の道の駅「てしお」に到着。
この先は稚内までおよそ70km程の区間、下調べだと全く道の駅もコンビニも無いため、補給はしっかり済ませておく。
写真撮ったのはこれだけですが、他にもセイコーマートでおにぎりとポカリを調達。
なにげにこの旅初めてのボトルにポカリを注ぐ。
ここまでの旅では本当に至る所で補給が可能だったので、全然必要にならなかった。
さて、いよいよ補給のないオロロンラインの難所に突入。
相変わらずすごい景色が続く。そして天気は雨模様に。
途中に「こうほねの家」というところがてしおから50km程進んだ所にあり、トイレ休憩とコンビニで買っていておにぎりを食べる。
しっかり屋根もあり、雨風も凌げてとても良いところだ。
また、地元の人が商いもやっており、食料も少ないながらも売っていた。
デザートにシューアイスを頂いて休憩もそこそに出発。
外に出てみると、自転車に雨粒が結構付いていた。
どうやら結構な雨が降っていた模様。
さて、残り30kmない程度、雨が少し降る中走り始める。
程なくして、稚内西岸あたりまで到着。
野生のエゾシカが普通に居て驚いた。
なんとなくこちらを警戒している感じだ。
そして、ついに「ノシャップ岬」に到着。
雨もこの頃にはそこそこ強くなり、傘がほしい程度にはなっていた。
岬という事もあり、ここは結構風が強かった。
そして、夏なのに結構寒い。。
写真を撮り終えたところで、アンケート用紙を持った人に声を掛けられた。
どうやら、ここまでのオロロンラインの区間どうだったかを聞いているみたい。
せっかくなのでアンケートに答えると、ツーリングマップをお返しに頂いた。
最後、本日の宿「ドーミーイン」を目指す。
ノシャップ岬からすぐの区間、ウニ丼の幟があるところが続く。
一軒一軒食べていきたい欲望を抑えつつ宿に到着。
ドーミーインは2泊取ってあり、ここを拠点に残り2日はボーナスステージを堪能する予定だ。
部屋に着き、まずは冷えた体を温めるため風呂へ。ドーミーインは屋上の展望風呂で有名なところだ。
残念ながら天気が悪いせいもあり、あまり良い景色ではなかったが、体は十分に温まった。
夕食を食べに外に出るが、寒い。。
そして雨風もあり、あまり遠くに歩きたくは無かった。
ドーミーインの玄関すぐそばの居酒屋で夕食を頂く。
店内撮影禁止とのことで残念ながら写真は撮れなかったが、ウニ丼を堪能。
苫前で食べたのよりちょっと質が劣るような感じはするが、それでも美味しい。
夕食を済ませ、宿に戻って明日に備える事にした。
次回、礼文島に行きます。
北海道縦断6日目
北海道に来て6日が経った。
最初は函館から稚内まで、途中挫折もあるかなと思っていたが案外トラブルも少なくここまで進んでこれた。
そして、今日はここ留萌から初山別村までだ。
そんなに距離も長くないので、まずはアップ次いでに坂を登る。
目的地手前は結構斜度がキツかった、まぁ長い登りでは無いので朝の運動にはちょうど良かったか。
こちらが千望台というところ、留萌の街が一望できる。
朝の散歩だろうか、千望台には先客のおじさんが居た。
話を聞くと空気が澄んでいれば利尻島もここから見れるとのことだ。
残念ながらこの日はそこまで澄んでなかったらしく利尻島はここからは見ることができなかった。
さて、留萌を後にして走り出す。
そしてこの旅でずっと走ってみたかったオロロンラインに突入する。
オロロンラインとは、稚内までの西岸をずっと走れる一本道で、距離としても200km以上はあり、走り甲斐がある場所だ。
いざ突入。
中々良い景色だ、新潟と山形の間の笹川流れを思い出すような感じの道。
ただ笹川流れと違って、オロロンラインは終始トンネルもない。
すれ違うバイクツーリングの人や、同じくチャリダーな人はすれ違うときにハンドサインで挨拶を交わす。
ここまでも多少はそういう挨拶はあったが、オロロンラインは殆どの人としている感じだ。
要所要所に道の駅があり、その都度休憩を挟んだ。
苫前温泉ふわっとは、当初ここで宿を取ろうかと思っていたが、残念ながら満室で駄目だったところ。
せっかくなのでここで軽く汗を流すため温泉に浸かった。
その後、近場のココ・カピウというお店でお昼を食べることに。
ドンッ!
ウニ丼のご登場、このお店ではムラサキウニとバフンウニの二色丼も味わえるとのことだったが、この日はバフンウニが品切れだったため、ムラサキウニ丼を注文した。
以前大学生の頃に札幌観光しに行った際にウニ丼を食べたが、北海道のウニ丼は本当に格別の味だった。
そして、この場所で食べたウニ丼も半端じゃない旨さだった。
また、お味噌汁も海鮮の出汁が効いてて本当に美味しい。
しかもこれは利尻島産ではなくこの苫前で採れたものだという。
利尻島では一体どれだけ美味しいウニ丼が食べられるのだろうか、楽しみが一つ増えた。
その後、オロロンラインをひたすら走っていく。
兎に角移りゆく景色全てが絵になる。
そして、あっという間に初山別村に到着してしまった。
そして、この日は走っていくうちに雲一つない空模様になっていた、夜は最高の星空が期待できる!
この天文台からすぐのところ、今日の宿「しょさんべつ温泉岬の湯」に到着。
到着後、温泉に浸かった後夕食を堪能。
なんというかボリュームがすごい、揚げ物に刺し身に煮凝りと、帆立の方はバター焼きだ。
夕食を平らげて、時間は19時を回った辺り。
まだ日が落ちきって無いので1時間程部屋で休んだ後、天文台近くの広い草原に向かった。
残念ながら、星空を撮るような技量が無いので写真に収められなかったが、正に満点の星空。
月が若干邪魔はしているものの、天の川まで見ることが出来た。
さらに流れ星も3つも見ることが出来て大満足。
そして、ある程度堪能した後に宿に戻り、就寝。
次回、稚内をいよいよ目指します。
北海道縦断5日目
今日は留萌まで目指す。
ちょうど今日が日程の後半になる部分だ。
ここまでの道のりでは特にトラブルも無かった。この調子で行けたら良いなと思いつつ出発準備に掛かる。
準備と言っても殆ど減っていない空気をタイヤに入れるだけ。
スマートエアーポンプをいつものようにバルブに付けて空気を入れていく。
そしてすぐに空気はいっぱいになり、バルブからスマートエアーポンプを外すのだが。
プシュゥゥゥーーッ
ものすごい勢いで空気が抜けていく音が・・
なんだ、何が起きたんだ!?
そうと思ってバルブ部分を見ると、虫ゴムが無くなっている・・!
そしてスマートエアーポンプ側に虫ゴムがくっついてしまっていた。
スマートエアーポンプは、バルブ部分に回して固定するのだが、どうやら虫ゴム自体も同じ方向に回して固定されていたらしい。
そうとわかれば早い話、虫ゴムをスマートエアーポンプから外して、バルブに戻す。
そして、もう一度空気を入れ直す。
今度はスマートエアーポンプ側を回しすぎないように注意して軽めに止めて空気を入れ始める。
ある程度空気が入ったらスマートエアーポンプを外してみる。
プシュゥゥゥーーッ
なんと、また同じように虫ゴムが外れてしまった・・
キツめに回しても手には限界があるようで、何度やってもだめな模様。
どうやら手での固定は本当に駄目なようだ。
ラジオペンチを使えば良さそうと思い、コンビニで探すが見つからなかった。。
幸い5kmも離れてない所にホームセンターがあり、そこでラジオペンチをなんとか調達できた。
こいつでしっかりと固定する。思いの外固定できてる感が無い・・
とりあえず不安はありつつも、改めて空気を入れていき、ある程度入れた所で恐る恐る外す。
どうだ、行ったか・・?
そして、完全に外れたところでも空気が抜ける音はしなかった。
空気漏れもなさそうな感じだ。
ラジオペンチはスマートエアーポンプ使う場合は必需品だと確信した。
改めて、空気をmaxまで入れ、ようやく出発する。
そして今日は、曇天。
幸先悪い上に天気も怪しげだ。
近場のセイコーマートで朝食を購入。
セイコーマートのカツ丼は本当に素晴らしい。2日目に洞爺湖手前でも食べたが、染み込んだ出汁の味とカツのサクサク感、肉の厚み、ご飯の量と全て完成された旨さだ。
腹ごしらえも済ませ、どんどん進んでいくと面白い看板があった。
直線道路日本一 29.2km
正直日本一にしては短い感じするなぁと思った。河川敷とかのほうが直線とは行かないまでもひたすら一本道な訳で、あまり感動は無かった。
そして、しばらく走るとまた同じような看板が。
どうやら中間点とのこと。
ここまで走ってわかったのは、直線ではあるけど勾配は多少あるんだなと。
お昼を過ぎ、道の駅に到着。
田園の里うりゅう。
ひらがなで書くと柔らかそうだけど、漢字では雨竜なのでそんなに柔らかそうじゃない。
そして、雨が付いてるのが災いしてか、ポツポツと雨が降ってきた。
とりあえず、お昼を食べる事にする。
軽く食事を済ませるが、まだ雨は続きそうだ。
幸い土砂降りとまでは行かないので走り出すことにした。
しばらく走ると、今度は街灯が向日葵のデザインの街へ。
さらに並木の合間にも向日葵が咲いているではないか。
そう、ここはひまわりの里北竜町。
街を上げて向日葵を推しており、果てしなく向日葵が咲いていた。
ここの素晴らしいところは、このひまわりの里という観光スポット以外にも向日葵を推していることだ。
街灯然り、ところどころにある向日葵畑然り。
そして、北竜町を抜けて留萌までひた走る。
そして本日の宿に到着。
到着後、デイパックを部屋に置いてすぐにまた走りだした。
今日は宿からすぐ近くの黄金岬で夕焼けを見るのが目的だ。
そして黄金岬へ到着。
若干夕焼けが始まっていた。
段々と日が落ちていく。
そして、完全に落ちたところで、黄金ではなく茜色に染まる景色が広がっていく。
夕焼けを堪能し、宿に戻ることにする。
道中、セイコーマートで夕食を調達。
またしてもカツ丼、そして卵スープとポテトを食べる。
夕飯を食べながら今日一日を振り返る。
今日はトラブルが初めて起きたものの、ひまわりの里や黄金岬の夕焼けが見れたのはとても良かった。
これ以上トラブル起きない事を祈りつつ、就寝する。
次回、初山別村まで。
北海道縦断4日目
朝、6時起床だったが目覚めがすごい良い。
この旅は、無理せず休息をしっかり取って進むのが一つの目的ではあったため、この時間に起きるのは予想外だ。
しかし、実は睡眠時間としては8時間と、かなりの爆睡。(完全な寝落ち)
何はともあれ、まずは手洗い選択したウェアをチェック。
よし、乾いている!靴下以外・・!
ウェアはやはり揮発性が優れてるから手洗いしてから部屋干しでも十分だった。
宿のどでかい温泉でひとっ風呂浴びて、朝食を済まし、早速出発だ。
非常に宿の設備が名残惜しいが、今日は本旅最長の130kmを走るので、あまりゆっくりとはしてられない。
時間は9時を回った辺りで出発だ。
今日はひたすらに走る、走る、走る・・!
登別温泉地を抜け、海沿いを苫小牧方面にひたすらに走っていった。
この辺は、場所により路側帯と歩道の幅もすごく狭いところが多かった、また大型トラックが度々対向車側も後ろからもすれ違い、その度に追い風や向かい風が起きるためかなりの恐怖だった。
程なくして、苫小牧に到着。
父親から苫小牧で行ったほうが良いランチの店を紹介してもらってたのでそちらに向かった。
こちらのマルトマ食堂というところ。
お昼時で、15人程の行列が出来ていた。
今日は時間が肝で、推定1時間は並びそうだなぁ・・と思った。
そして、悩んだ結果・・
並びましたよ、1時間そこそこに。
並んだ甲斐もあり、やはり美味かったホッキカレー。専用ガラナソーダも美味しかったです。
さて、食べ終わって13時を回った辺り、ここまでで大体50km程。
残り80kmなので、ペースとしては遅れも無く良い感じだ。
ただ、ここからも油断は出来ないので、兎に角ひた走る。
周りの景色は、今までの海沿いからだいぶ北海道っぽい遠くまで見える畑やら草原が中心となっていった。
道中起伏あるようで、走っていて飽きさせない程にアップダウンを繰り返していた。
そして、岩見沢まで本当に立ち寄るスポットは無かった。
岩見沢あたりで、有名な北海道グリーンランドが遠目に見えた。
でも時間も押してるので、残念ながら立ち寄らず。(と言うか一人で遊園地は流石に厳しい。)
さて、ここまでお昼を食べる以外に立ち寄る事も無く宿に到着。
17時前で、結構な好タイムで到着できた。26km/h超えで、この旅一番のスピードとなった。
流石は岩見沢、道中の田舎道が嘘なくらいしっかりしたホテル、街並みも札幌とまでは行かずとも整っている。
コインランドリーもホテルから10分無い程度の場所にしっかりあり、洗い物もバッチリだった。
近場の串焼き中心の飲み屋でガッツリ飲み、ホテルに戻って爆睡。
本日は、兎に角走り続けていた。
そして、次回ようやく後半戦に突入・・!